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子どもの歯並びは「舌」で決まる?

将来の歯並びを守るために大切なこと

大阪市西区肥後橋のReina歯科医院です。

「うちの子、将来歯並びが悪くならないかな?」

「永久歯が生えてきたけれど、少しガタガタしている気がする……」

お子様の成長を見守る中で、こうした不安を感じる親御様は非常に多いです。
実は、歯並びは舌や呼吸、生活習慣の影響を大きく受けます。
きれいな歯並びを作るために最も重要なのは、「顎の広さ」と「舌の力」のバランスです。
特に成長期のお子さまは、舌の位置や口呼吸が歯並びに大きく影響します。

今回は、矯正装置をつける前に知っておきたい、子どもの歯並びを守るための「お口の機能」について詳しく解説します。


落ちベロが子どもの歯並びに与える影響

舌は、ただ食べ物を味わうための組織ではありません。
実は、**歯列を内側から広げる「天然の矯正装置」**のような存在です。

「落ちベロ」

という状態をご存知でしょうか?

落ちベロとは、
👉 舌が上あごではなく下に落ちている状態
を指します。

落ちベロが起こると…

● 上あごが横に広がらない

舌の押す力がないため、顎が狭くなります。

● 歯が並ぶスペースが不足する

永久歯は乳歯より大きいため、並びきらなくなります。

● 噛み合わせ異常が起こる

  • 叢生(歯のガタガタ)
  • 出っ歯
  • 受け口
  • 噛み合わせのズレ

につながる可能性があります。


口呼吸も歯並びを悪くする原因に

舌が下がると(落ちベロ)、喉の気道が狭くなるため、補うために「口」で息をするようになります。これが口呼吸、いわゆる「ぽかん口」です

口呼吸が続くと、お口周りの筋肉が常に緩んだ状態になり、

  • 顎の成長バランスが崩れる(面長な顔立ちになりやすい)
  • 歯並びが乱れやすくなる(上顎が小さくなる)
  • 虫歯や歯周病リスクが上がる(お口の中が乾燥し、自浄作用が低下するため) といった、健康面でのデメリットも生じます。

口呼吸は、お口の健康だけでなく全身にも影響する習慣です。


【セルフチェック】お子様にこんなサインはありませんか?

日常生活の中に、歯並びが悪くなる予兆が隠れています。2つ以上当てはまる場合、舌や呼吸の問題が関係している可能性があります。

  • 口がぽかんと開いている
  • いびきをかく、寝相が悪い
  • 食べるのが遅い(いつまでも口に食べ物が入っている)
  • 滑舌が気になる(サ行、タ行など)
  • くちゃくちゃ音を立てて食べる
  • 指しゃぶり・舌を出すクセがある

スマホ姿勢も歯並びに関係しています

近年、お子様の間で増えているのが**「スマホ姿勢」**です。 タブレットやゲーム機を覗き込むように頭が前に出る姿勢になると、

✔ 頭が前に出る
✔ 舌が後方に引き込まれる
✔ 顎の成長バランスが崩れる

と言われています。

歯並びは、お口だけではなく
全身の姿勢とも密接に関係しています。


子供にも起こる「TCH(歯が当たるクセ)」

前々回のブログで解説した**TCH(歯列接触癖)**は、大人だけの問題ではありません。舌が下がっているお子様は、上下の歯が触れ合い続けるクセが出やすく、成長期の柔らかいあごの骨や歯に過剰な負担をかけてしまうことがあります。

👉 [関連記事:上下の歯はあたっていますか?TCHの解説はこちら]


家庭でできる舌トレーニング

歯医者に通う前から、ご家庭で遊びながらできるトレーニングがあります。

  • スポットポジション: 舌先を上の前歯の裏に置き、舌全体を上あごにつける練習。
  • ポッピングトレーニング: 舌を上あごに吸い付け、「ポンッ!」と音を鳴らす。舌の筋力アップに最適です。
  • あいうべ体操: 「あ・い・う・べー」と大きく動かす。1セット10回、親子で競争しながら楽しく行いましょう。

Reina歯科医院の小児矯正:装置+トレーニング

当院では、単に「矯正装置をつけて歯を並べる」だけではなく、**「歯並びが乱れる原因(筋肉・呼吸)を整えること」**を最優先にしています。

プレオルソ🄬(乳歯・混合歯列期)

永久歯が生え揃う前からスタートできるマウスピース型の矯正装置です。歯を直接動かすのではなく、お口周りの筋肉を整えることで、あごの健やかな成長をサポートします。

スマーティキッズ・スマーティteen

最新の矯正システムである**「スマーティ(Smartee)」**シリーズを導入しています。

  • スマーティキッズ: 歯並びを整えつつ、並行して筋機能訓練(MFT)を行い、根本原因を解消します。
  • スマーティteen: 永久歯に生え変わる時期の複雑な歯並びにも対応し、効率よく美しい歯列を目指します。

成長期は一生の宝物を作る時期

子どものあごは成長途中です。

この時期に「舌・呼吸・筋肉・生活習慣」を整えることで、
👉 将来の抜歯をしてする矯正を避けられる
👉 矯正期間を短く、後戻りしにくくできる という大きなメリットがあります。

Reina歯科医院では、お子様の10年後、20年後の笑顔を見据えた治療を大切にしています。

「まだ早いかな?」と思わず、お気軽にご相談ください。


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